マイクロコンピュータ

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    1.目的

    マイクロプロセッサが直接実行可能な機械語コードおよびアセンブリ言語での簡単なプログラミングを行うことで、マイクロプロセッサの仕組みと動作を理解する。
    2.解説

    コンピュータは中央処理装置(CPU)とメモリと周辺機器(入出力機器、外部メモリ等)で構成される。通常これらはバスと呼ばれる共通の信号線群で接続され、バスと周辺機器との間には周辺インターフェースと呼ばれる回路ユニットが介在する。CPUの機能を1個または数個のLSIで実現したものをマイクロプロセッサといい、マイクロプロセッサを中核として構成されたコンピュータをマイクロコンピュータという。本実験では8ビットCPU・Z80を用いたシングルボード・マイクロコンピュータを使用する。

     Z80には22個のレジスタが存在するが、本実験では、プログラム上で自由に値の代入・読み出し等ができる7個の汎用レジスタA,B,C,D,E,H,Lのみを取り扱う。これらはそれぞれ8ビットのレジスタであるが、BとC、DとE、HとLをそれぞれ組み合わせて16ビットのレジスタとして扱うことができ、これらをそれぞれBC,DE,HLと表記する。組み合わせる...

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