退職して1年十カ月が過ぎた。いまだに生活の中心になるものというかスタイルが確立しない。趣味で小説を書いているが、それもようやく書き上げることができた。次は何に取り組もうか・・・・・・。 退職者は一体どういう生活を送っているのだろうか?それが知りたくてインターネットで調べてみた。 まず「退職」という人生の大きな節目がどのような変化をもたらすのか?そして退職者はどのような生活を送っているのだろうか?私だけではなく、誰でも関心のあることであろうし、また参考にして自身の生活のヒントを得たいと思うことだろう。 「退職者の生活についての統計」というキイワードで検索してみると「国家公務員生涯生活情報システム」というページが表れた。ここでは公務員が対象であるが、一般にも通用することだと思うので、その結果を見てみたい。 それによれば定年による「生活環境の変化」は次の7点であると言う。 ①自由に使える時間が増える ②収入が減る ③主な活動領域が居住地域になる ④家族と接する時間が増える ⑤公務での人間関係が急速になくなって
が、仕事をしない場合は私
の場合もそうであるが、大
抵の人はこの変化に直面す
る。だから、特に⑦の変化
に耐えられない人は調べも
のもなく、とくに読むもの
もないのに図書館で半日あ
るいは1日を過ごすような
人が出てくる。公立図書館
へ行くと、雑誌や新聞を読
んで時間を潰す中高年の男
性を多く見かけるのも、そ
れが避難場所となっている
からであろうか?何といっ
ても最大の変化は「自由に
使える時間が増える」こと
である。長かった職業生活
にやっとオサラバして得た
「膨大な自由時間」、うれ
しいことには違いないので
あるが、この過ごし方が大
問題となってくる。
次 に ど の よ う な 生活を
送っているのかという点で
は平成15年に内閣府が実
施した「高齢者の地域社会
へ の 参 加 に 関 す る 意識調
査」の結果を載せているの
で、それを見てみると次の
ようになっている。
(いずれも複数回答で家事
代表:大倉晴男
mitake@ccmsns.cc
FAX:67-1081
後生活を送るには生活の中
心となるもの(それは趣味
であったり、一生かけて打
ち込めるもの)を見つけ出
すことが必要だと思う。そ
れは自分の少年・少女時代
に夢をもっていたことを復
活させればいいし、それを
実現する機会がやっと訪れ
たと前向きに考えていけば
いい。「自由」というもの
は実に厄介で手に負えない
ものだと痛感する。こんな
ことなら「仕事」をしてい
た方がマシだという声も聞
こえてきそうである。
発行主体:みたけ住民交流新聞舎
や仕事以外の過ごし方で6
0~64歳の年齢層)
■テレビ・ラジオ 82.
8%
■新聞・雑誌59.7%
■家族との団欒 40.3
%■孫と遊ぶ 23.7%
■仲間と集まりおしゃべり
する33.3%■趣味・娯
楽 47.6% ■軽い運
動やスポーツ28.6%
こ の 結 果 を 見 る とテレ
ビ・ラジオや新聞・雑誌を
読むといった受身的な過ご
し方が多く、その割合も高
い。そして年齢層が高くな
るにつれてテレビ・ラジオ
の割合が高くなり、趣味・
娯楽、軽い運動やスポーツ
の割合が減っていく。
ここから一般的に退職者
は受動的で居住地域内、家
庭内で活動している姿が浮
かびあがってくる。せっか
く「膨大な自由時間」を得
ることができたのに、それ
を望んでいたであろうに、
その生活はワクワクとした
楽しみのある生活とは言い
がたい。アクティブな退職
御嵩町地域づくり助成事業です。
夏
冬
員生涯生活情報システム」
というページが表れた。こ
こでは公務員が対象である
が、一般にも通用すること
だと思うので、その結果を
見てみたい。
それによれば定年による
「生活環境の変化」は次の
7点であると言う。
①自由に使える時間が増え
る
②収入が減る
③主な活動領域が居住地域
になる
④家族と接する時間が増え
る
⑤公務での人間関係が急速
になくなっていく
⑥公務での価値観や肩書き
が通用しなくなる
⑦副次的な避難場所がなく
なる
⑦番目のことの意味は職
場というのは、家庭から離
れ、一種の隠れ場であるが
退職後は始終家族と一緒に
居て、自分の隠れ場がなく
なり、常に自分自身がさら
されるということである。
定年退職後も働く場合は
こ れ ら の 変 化 を 受 けない
『みたけ交流新聞』の活動は、
春
秋
退職して 年十カ月が過
ぎた。いまだに生活の中心
になるものというかスタイ
ルが確立しない。趣味で小
説を書いているが、それも
ようやく書き上げることが
できた。次は何に取り組も
うか・・・・・・。
退職者は一体どういう生
活 を 送 っ て い る の だろう
か?それが知りたくてイン
ターネットで調べてみた。
まず「退職」という人生
の大きな節目がどのような
変化をもたらすのか?そし
て退職者はどのような生活
を送っているのだろうか?
私だけではなく、誰でも関
心のあることであろうし、
また参考にして自身の生活
のヒントを得たいと思うこ
とだろう。
「退職者の生活についての
統計」というキイワードで
検索してみると「国家公務
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御嵩町地域づくり助成事業
090715第3号ーD
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