090715-B

閲覧数1,275
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 全体公開

    資料紹介

    ■自然の芸術〔謡坂のつるアート作家をたずねて〕        御嵩の地域づくりと住民のユニークな活動を情報発信することを重要な活動の柱としている「みたけ住民交流新聞」は上之郷で、つるアート作家として活躍されている方がいると聞いて、6月24日に取材に行って来た。上之郷公民館脇の道路から上りの坂を車で5分ほどであろうか、登っていくと右手に「マリア像」が見えてきた。さらに坂道を登っていくと左手に一軒の古民家が見えてきた。ここが御嵩町謡坂(うとうざか)のつるアート作家・高橋貴美枝さん(64)の自宅兼[GALLERY兎夢」(ギャラリーとむ)である。高橋さんの創作の場で、自然に囲まれた閑静そのものの雰囲気

    資料の原本内容

    こやかな親しみのある方で
    笑顔でわれわれを迎えいれ
    てくださった。玄関に通じ
    る通路には高橋さんの作品
    ■自然の芸術〔謡坂のつる が 何 点 か 展 示 さ れ ていた
    アート作家をたずねて〕
    が、玄関に入ってさらに驚
    いた。

    御嵩の地域づくりと住民
    のユニークな活動を情報発
    信することを重要な活動の
    柱としている「みたけ住民
    交流新聞」は上之郷で、つ
    るアート作家として活躍さ
    れ て い る 方 が い る と聞い
    て 、 6 月 2 4 日 に 取材に
    行って来た。上之郷公民館
    脇の道路から上りの坂を車
    で 5 分 ほ ど で あ ろ うか、
    登っていくと右手に「マリ
    ア像」が見えてきた。さら
    に坂道を登っていくと左手
    に一軒の古民家が見えてき
    た。ここが御嵩町謡坂(う
    とうざか)のつるアート作
    家・高橋貴美枝さん(64)
    の自宅兼[GALLERY
    兎夢」(ギャラリーとむ)
    である。高橋さんの創作の
    場で、自然に囲まれた閑静
    そのものの雰囲気をかもし
    出していた。高橋さんはに


    御嵩
    嵩再
    再発
    発見

    http://mitake.ccmsns.cc

    御嵩町地域づくり助成事業
    090715第3号ーB

    ■作品数は70点以上はあ
    ろうか、独創的な作品類が
    壁面や古い戸板そして棚一
    杯 に 飾 ら れ て い た 。つる
    アートとは野山の厄介者で
    ある「蔓」(あおつづらふ
    じ、あけび、ふじ、自然薯

    のつる、野ぶどう等)を材 尋ねてみた。「木々が枯れ
    料とし、篭、トレー、灯り、 ている荒れた山に生えてい
    ラック等を創り手の自由な る蔓は丈夫でいい蔓です。
    発 想 と 感 性 の み で 創りま 雑木林に行くとおもしろい
    す。また、使い手側は、用 曲線や風合いの素朴さに魅
    と美を兼ねた自分流センス せられたいい蔓に出会えま
    により生活空間を楽しく演 す。七宗町や美濃加茂市の
    出してくれます。これはま 山之上、蜂屋などに出かけ
    さしく“エコクラフト”で て行きます。時期は11月
    す・・・と話す。もともと から3月頃がよく、季節限
    は御嵩のお生まれで、10 定の作業です。」「道具は
    年前に謡坂に帰って来られ 剪定バサミがあればいいで
    た。「つるアートを始めら す。作品は型にはまる必要
    れた動機は何ですか?」と はなく、使い手の自由な発
    お聞きすると、「30数年 想と感性が大事です。」と
    間 都 会 で 暮 し て い ました いうことである。高橋さん
    が、奈良県にいた時、山深 は現在、江南、自宅、犬山
    い「柳生の里」のお婆さん に教室を持っていて忙しい
    達が蔓を使って『カゴ』を 日々を送られているが、創
    作っているのを見て、作り 作はとても楽しいという。
    方を教えていただいたのが 特 に 生 徒 さ ん と の 交流は
    きっかけです。小さい頃か 「教えるだけではなく、教
    ら御嵩の自然の中で育ち、 えられることが多いです。
    自然を体験していたので無 また、自然の素材探しから
    理なくすっとつるアートの 暮らしを彩る作品に完成さ
    世界に入っていきました。」 せるまで自然からの大切な
    と語る。高橋さんに材料と いただきものと対話をし、
    なる「蔓」をどうやって探 学ぶことが多々あります」
    すのか、作品をつくる道具 と語られるところに芸術に
    や「蔓を探す時期」、「創 関する謙虚な姿勢が感じら
    作の心構え」などについて れた。

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。