東工大:物理学実験 「コンダクタンスの測定」

閲覧数3,654
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 14ページ
    • 会員5,500円 | 非会員6,600円

    資料紹介

    1 実験の目的
    気体の流れの物理を学び、系の到達圧力を決定している要因を理解する。
    2 実験装置
     (図Ⅰ)のような実験装置を準備する。本装置は、真空容器1、2と間を接続するバルブ
    付きの三本の導管からなる。真空は真空容器2に接続してあるロータリーポンプ(
    RP
    )を
    用いて引き、圧力は各容器上部のピラニゲージ(
    PG
    )で測定する。真空容器には、リークバ
    ルブ(
    LV
    )が取り付けてあり、容器2とロータリーポンプ間は、主排気バルブ(
    MV
    )で接
    続してある。
    3 実験原理
     コンダクタンスとは、(図Ⅱ)のような系において、
     で定義される、気体の流入出のしやすさをあらわす量である。
    P1,P2
    は容器内の圧力であ
    り、
    Q
    は配管を流れる気体流量である。本実験では、較正と補正を測定しながら、系のコンダ
    クタンスの量を得る事が本筋である。
    4 実験手順
    手順1 真空状態とポンプの動作確認
     系のバルブの開閉を適、
    RP
    ス入れ、
    MV

    RP
    間配管を真空に引次
    に、
    MV
    、すの導管バルブ(
    CV
    )の順に開け、
    PG
    のス入れる。
    PG
    の真空下
    がりかわらなる引
    手順2 ピニ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )



    実験の目的

    気体の流れの物理を学び、系の到達圧力を決定している要因を理解する。



    実験装置

    (図Ⅰ)のような実験装置を準備する。本装置は、真空容器1、2と間を接続するバルブ
    付きの三本の導管からなる。真空は真空容器2に接続してあるロータリーポンプ(RP)を
    用いて引き、圧力は各容器上部のピラニゲージ(PG)で測定する。真空容器には、リークバ
    ルブ(LV)が取り付けてあり、容器2とロータリーポンプ間は、主排気バルブ(MV)で接
    続してある。



    実験原理

    コンダクタンスとは、(図Ⅱ)のような系において、

    で定義される、気体の流入出のしやすさをあらわす量である。P1,P2 は容器内の圧力であ
    り、Q は配管を流れる気体流量である。本実験では、較正と補正を測定しながら、系のコンダ
    クタンスの量を得る事が本筋である。



    実験手順

    手順1

    真空状態とポンプの動作確認

    系のバルブの開閉を適切に行い、RP スイッチを入れ、MV と RP 間配管を真空に引く。次
    に、MV、すべての導管バルブ(CV)の順に開け、PG のスイッチを入れる。PG の真空度の下
    がり値がほ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。