第17回:緊急避難

閲覧数1,681
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

                      
    第17回   課題レポート  「緊急避難」
    ケース
     医師Xは、腎臓病で瀕死の患者Aを救うために、全身麻酔で肝臓手術中の患者Bから無断で肝臓一個を摘出してAに移植した。おかげでAは救われた。XはBに対する傷害罪の罪責を負うか。
     今回のケースは、死に瀕している者を救う目的で、他者の利益を侵害したという事例であり、このことが緊急避難に当たるか、ということが問題である。まず、緊急避難の構成要件は、①自己または他人の法益に対する「現在の危難」が存在すること②現在の危難を避けるためにやむを得ずした行為であること③避難行為から生じた損害が、避けようとした害の程度を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。