証券市場論 分冊2

閲覧数1,324
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    証券投資の目的は大きく分けて2通りあり、一つは企業の経営支配を目的とする投資、もう一つは利益の追求を目的とするものである。経営支配を目的とした場合の投資対象証券は株式だけになる。未公開会社の経営支配を行う方法としてM&A,MOBとMBIがある。投資の対象として、投資家は好調な市場ないし産業に資金を集中して、最大限の利益を獲得したい心理が動くが、常に利益を確保できるとは限らない、常にリスクを伴っているからである。
    リスクの主なものに、市場リスクがあり、市場の価格、金利等が変動した結果金融負債の価格にも変化が生じることによって損益が発生することである。もうひとつの主なリスクとして、信用リスクがあり、取引を実行してから債券・債務が存続する間に環境の変化によって取引相手が債務を履行出来ない結果、債権者が損失を被る可能背に晒されている状態のこと。他に流動性リスク、決済リスク、オペレーションリスク、リーガルリスク、人的リスク及びシステミック・リスクなどである。これらのリスクは複合的に関わっている。
    適切な収益(リターン)を確保しながらリスクを最小限にすることが大切であるということを理論的に体系つけ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。