07801教師論1分冊

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    略題〈教育の現代的意義〉
    課題1
    フレーベルの生涯と教育思想
    フレードリヒ・フレーベル、1782年4月21日ドイツのオーバーバイスバッハで牧師の家庭の6番目の子供として生まれた。生まれてすぐに実母を亡くし、10歳からの4年間を同じく聖職者である伯父の元で過ごすなど、決して恵まれているとは言えない幼少期をおくった。これらの境遇が聖書や自然についての熟考や深い思索へと結びついているといわれる。
    進学するだけの財力が無かったため14歳からはさまざまな職を転々とし、1805年6月、23歳の時にアントン・グルーナーの紹介でフランクフルト・アム・マインの模範学校の教師になった。この学校は前年創設されたばかりのペスタロッチー主義の模範学校であり、同年8月にペスタロッチーの元を尋ね、1808年からの2年間ペスタロッチーの元で家庭教育、特に幼児期における母による教育の大切さを学んだ。1811年からはゲッチンゲン大学、1812年にはベルリン大学で博物学を学ぶ。
    その後、1816年に対仏戦争で亡くなった兄の子供達のために学校を創り、翌1817年に学校をカイルハゥに移し「一般ドイツ学園」と命名した。そこでの...

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