メディア 国文学 理解度チェック4 成績A

閲覧数1,791
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ③横光利一の『蠅』『頭ならびに腹』二作品を読み600字以内で,新たな表現法と思われる部分を指摘し,感想を述べなさい。
    『蠅』はそのタイトルの通り一匹の蠅の眼を借りて語られる奇妙で不思議な小説である。虫である蠅には自分の内面を吐露するような描写はありえない。したがって、その視覚は映画で言えばカメラと同じような働きをするのである。つまり、蠅の眼に入ったものが、そのまま読者に掲示されるのである。カメラが直接捕らえられるのは人間や物の外側だけで、作品中では人物についても内面の描写は基本的にされていないのである。この特殊なシーンの断片を組み合わせるモンタージュ技法をあいまって、読者にまるで一遍の映画を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。