・55年体制

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    55年体制
    10月に、サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約の締結をめぐる対立で分裂していた左派社会党と右派社会党が統一。11月には自由党と日本民主党が合同して自由民主党が結成(保守合同)。与党の「改憲・保守・護持」を掲げる自由民主党と野党の「護憲・革新・反安保」を掲げる日本社会党が二大政党として君臨し、政治を行っていた体制。
     55年体制下ではじめて行われた58年の総選挙で、自民党が全議席の467議席中287議席を、社会党が166議席を獲得した現象は、「一カ二分の一政党制」と呼ばれる。また、自民党から日本社会党への政権交代ができない一方、保守政党は憲法改正のための3分の2以上の議席を確保できなかったことから、政権交代と憲法改正のない体制と言える。

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    ・55年体制
    10月に、サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約の締結をめぐる対立で分裂していた左派社会党と右派社会党が統一。11月には自由党と日本民主党が合同して自由民主党が結成(保守合同)。与党の「改憲・保守・護持」を掲げる自由民主党と野党の「護憲・革新・反安保」を掲げる日本社会党が二大政党として君臨し、政治を行っていた体制。
     55年体制下ではじめて行われた58年の総選挙で、自民党が全議席の467議席中287議席を、社会党が166議席を獲得した現象は、「一カ二分の一政党制」と呼ばれる。また、自民党から日本社会党への政権交代ができない一方、保守政党は憲法改正のための3分の2以上の議席を...

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