私が幼児の意欲について考えていることは、意欲というものが脳の中でどのようなメカニズムによって発生し、外に行動として現れているのかということについてである。意欲というものは、外部から何らかの刺激を受け、それによって脳の中で何らかの反応がおこり、それが行動となって目に見える形になって現れるが、心理学ではその一連の反応のうちで主に行動面について研究が行われている(と私は思う)が、意欲というものは外部からの刺激に対して脳が何らかの反応をしているので、そのメカニズムを解明することで、意欲についての理解がより一層深まるのではないかと思う。行動面ばかり研究していても限界があるのではないだろうか。
私は常々心理学と医学は融合していく方がいいと考えている。なぜならば、外部に現れた行動的な面を追究していくと、じゃあ実際からだの中ではどんなことがおきているんだという疑問に突き当たる。そして、その疑問を解決するための道具が医学にあるからである。例えば、CTやMRIなどの各種身体検査機器や、脳波を測定する機械などはたいてい医学の分野にあり、その経験も医学は豊富である。
幼児の意欲について
私が幼児の意欲について考えていることは、意欲というものが脳の中でどのようなメカニズムによって発生し、外に行動として現れているのかということについてである。意欲というものは、外部から何らかの刺激を受け、それによって脳の中で何らかの反応がおこり、それが行動となって目に見える形になって現れるが、心理学ではその一連の反応のうちで主に行動面について研究が行われている(と私は思う)が、意欲というものは外部からの刺激に対して脳が何らかの反応をしているので、そのメカニズムを解明することで、意欲についての理解がより一層深まるのではないかと思う。行動面ばかり研究していても限界があるのではないだ...