過去2万年間における海面変化の状況を年代の古い方から新しい順にくわしく説明せよ。
更新世最末期からの急激な海進はフランドル海進、後氷期海進などとよばれ、また日本では縄文時代前期に海面上昇がピークに達したため、縄文海進と呼ばれている。約2万年前には、メキシコ西岸において約115メートル海面が低く、約1万7千年前になるとテキサスでおよそ30メートル海面が上がり、現在の海面と比べてマイナス約88メートル、2000年後の1万5千年前には同じくテキサスでマイナス約69メートルほどであった。その後、1万2千年前には、テキサスで30メートルほど上昇しマイナス約40メートル、アルゼンチン東部ではマイナス約35...