中心静脈栄養法(IVH)レポート 5ページ

閲覧数4,465
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    目次
    1.カテーテル感染を起こす割合が高い
    2・カテーテルを自己抜去する割合が高い
    3.糖代謝に異常をきたす割合が高い
    4.真菌性眼内炎(内因性)を併発することもある
    5.穿刺部位の管理
     カテーテルの観察
     全身状態の観察
     中心静脈ルートの取り扱い
      4項目


    1.薬液注入の原則
    2.カテーテル抜去の予防
      2項目+α
    3.カテーテル自己抜去の予防
      4項目+α
    4.高血糖を回避するために
    5.日常生活行動の注意
      7項目

    6.空気塞栓の防止
      4項目+2
    7・カテーテル閉塞の防止



    1.カテーテル感染を起こす割合が高い
    血管内に留置するカテーテル類のなかで、最も高率に感染が認められ、およそ90%を占めるとの報告がある。
    カテーテル感染はカテーテル先端の血栓に細菌が増殖して発症する。症状は、突然の発熱(38℃以上)、または37℃台の発熱が続いた後の上昇傾向(稽留熱、弛張熱)、白血球数増加、CRPの上昇、耐糖能の低下(高血糖および尿糖の陽性)-などである。発熱の原因がほかに見あたらない場合にカテーテルを抜去すると、48時間以内に解熱する。

    2・カテーテルを自己抜去する割合が高い
    点滴につながれているといった拘束感に加え、食事が摂取できない場合も多く、ストレスからカテーテルを引き抜いてしまうことがある。

    タグ

    看護感染自己記録観察行動時間ルター管理予防看護学

    代表キーワード

    看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.カテーテル感染を起こす割合が高い
    血管内に留置するカテーテル類のなかで、最も高率に感染が認められ、およそ90%を占めるとの報告がある。
    カテーテル感染はカテーテル先端の血栓に細菌が増殖して発症する。症状は、突然の発熱(38℃以上)、または37℃台の発熱が続いた後の上昇傾向(稽留熱、弛張熱)、白血球数増加、CRPの上昇、耐糖能の低下(高血糖および尿糖の陽性)-などである。発熱の原因がほかに見あたらない場合にカテーテルを抜去すると、48時間以内に解熱する。
    2・カテーテルを自己抜去する割合が高い
    点滴につながれているといった拘束感に加え、食事が摂取できない場合も多く、ストレスからカテーテルを引き抜いてしまうことがある。
    3.糖代謝に異常をきたす割合が高い
    糖の過剰投与に加え、患者の耐糖能が低下していることで発生する。症状としては、高血糖による浸透性利尿がみられ、脱水状態をきたすこともある。また、口渇や意識障害などを認める場合もある。従って、段階的に体を高張液に慣らす必要があり、その過程で血糖や尿糖値のチェックが必要になる。尿糖が強陽性で血糖値が250mg/dL以上を超える場合、インスリ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。