【 今月行ったこと 】
《 親水部に用いたもの 》
? 接着剤(二塩化メチレン)に粉末ろ紙を混合したもの
? 1+1N硫酸を滴下して水を含んだキムワイプで吸い取ったもの
? 大下先生に頂いたPolymer(溶媒:クロロホルム)200ppm
1?径のくぼみでは試料を滴下したときにあふれたので?、?についてはくぼみを2?径にして行った。(深さ1?と仮定した各くぼみの体積 1?径:0.75μl 2?径:3μl)
12月月間報告
【 研究テーマ 】
親水・疎水性パタン化された有機薄膜の作成と利用
【 緒言 】
疎水性膜状に微小な親水性スポットを持つ集中式試料ホルダーを用いることで液体試料の蛍光X線分析においてppbレベルの検出限界が実現されている。これまで親水性スポットとして1mm径程度の濾紙片を利用しているが、本研究では親水性スポットを10μm径程度まで微小化することに取り組む。親水性スポットの微小化により放射光を用いる場合には1μlの試料中に1ppt(1fg)程度含まれる微量元素まで測定対象となることが期待される。
【 今までのながれ 】
Polymerをスピンコートして乾燥後、マスクをしてUV照射を行っていた。しかし、この方法ではPolymerを1mm径しか使わないのにそれ以上のPolymerを用い、手間もかかるので違う方法を考えた。ppを熱的変形(くぼみ)させ、そこを親水化させた。今月は先月に引き続き、何を親水部に用いるか検討した。
【 今月行ったこと 】
《 親水部に用いたもの 》
接着剤(二塩化メチレン)に粉末ろ紙を混合したもの
1+1N硫酸を滴下して水を含んだキムワイプで吸い取...