【今までのながれ】
Polymerをスピンコートして乾燥後、マスクをしてUV照射を行っていた。しかし、この方法ではPolymerを1mm径しか使わないのにそれ以上のPolymerを用い、手間もかかるので違う方法を考えた。ppを熱的変形(くぼみ)させ、そこを親水化させる。
10月月間報告
【研究テーマ】
親水・疎水性パタン化された有機薄膜の作成と利用
【緒言】
疎水性膜状に微小な親水性スポットを持つ集中式試料ホルダーを用いることで液体試料の蛍光X線分析においてppbレベルの検出限界が実現されている。これまで親水性スポットとして1mm径程度の濾紙片を利用しているが、本研究では親水性スポットを10μm径程度まで微小化することに取り組む。親水性スポットの微小化により放射光を用いる場合には1μlの試料中に1ppt(1fg)程度含まれる微量元素まで測定対象となることが期待される。
【今までのながれ】
Polymerをスピンコートして乾燥後、マスクをしてUV照射を行っていた。しかし、この方法ではPolymerを1mm径しか使わないのにそれ以上のPolymerを用い、手間もかかるので違う方法を考えた。ppを熱的変形(くぼみ)させ、そこを親水化させる。
【今月行ったこと】
《 1. 試料ホルダー作成のための装置作り 》
・ppに1mm径のくぼみを作るためAl、で以下のようなこてさきを作った。
図1. こてさき(材質:Al)
・はんだこてを...