拝啓 陽春の侯、ご尊家様にありましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、承りますれば貴台ご令息○○様には、このたびめでたくご良縁が調われてご結婚なされるとのこと、誠におめでたく、心よりお祝い申し上げます。貴台のご令息がお選びになったお相手とありましたが、さぞかしお似合いのことにて、申し分のないご縁組と拝察いたしております。
これでいよいよ貴台もご安堵されましたことと失礼ながら、私事のように喜んでいる次第でございます。
お二人の末永きご多幸を心よりお祈りいたします。
まずは、とりあえず書中をもってお祝辞申し上げます。
敬具