拝啓 風薫る季節となりましたが、いよいよご清祥の由、お喜び申しあげます。
さて、このたび長女○○のことにつきましては、いろいろとご尽力をいただき、本人ともども深く感謝いたしております。お陰様で○○○○様との婚約が整い、○月下旬挙式の運びとなりました。ひとえにあなた様のお力添えのお陰と、厚くお礼申しあげます。つきましてはご多忙のところ、誠に恐縮ではございますが、ぜひあなた様にご媒酌をお願い申しあげたく、分に過ぎたお願いとは存じますが、お聞き届けくださいますれば幸甚に存じます。本来ならば参上いたしお願い申しあげるべき筋合いではございますが、遠方のため、書面でお願い申しあげる失礼をご容赦くださるようお願い申しあげます。なにとぞご承引のお言葉を賜わりますよ、お願い申しあげます。 敬具