骨盤牽引
目的
腰部の安静と筋の緊張の除去、疼痛緩和、椎間板を広げるため、また、頚椎の対抗牽引として用いられる。
適応
急性・慢性の腰痛、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症等
予測される危険性 または合併症
大腿皮神経圧迫による大腿前面の知覚異常
長時間牽引することによる局所の発赤、仙骨部発赤
精神的ストレスによる不眠
必要物品
骨盤牽引用コルセット、牽引用具一式2組(S字フック2個、ロープ2本)、重錘、牽引用フレーム、離被架、ベッド板(ギャッジベッド用あるいは1枚板、または硬めのマットレス)、必要時( 反対牽引用具、タオル)
方法
事前の準備
患者に骨盤牽引を施行する目的・必要...