インスリン自己注射指導時のチェックリスト
目的
退院後も、継続したインスリンによる薬物療法が必要な糖尿病患者に対し、患者自身がインスリン注射についての十分な知識を持ち、正確な手技でセルフケアを行っていけるようにすることを目的とする。
必要物品(ノボペンⅢを使用する場合)
ノボペンⅢ(RとNを両方使う場合、区別しやすいように色違いのものを準備するとよい)、医師より指示されたインスリン製剤(ペンフィル)、アルコールワッテ、ペンニードル、使用済みの針を処理するための容器(プラスチックやガラス製のもので、きっちりと蓋が締められるもの)
方法
1.ナースは注射液に関して患者が持っている知識の確認をする
患者に指示されたインスリンの種類・作用時間を知っている
ペンフィルは100単位製剤であることを知っている
ペンフィルは150単位入っていることを知っている
自分のペンフィルの色を知っている
自分の指示単位数を知っている
2.ノボペンの組み立て方についてナースから説明する
石鹸と流水による手洗いを患者に済ませてもらう
キャップをねじってはずしてもらう
注射器の本体から、インスリ...