内視鏡的異物適出
目的
緊急処置として、的確かつ迅速に異物を取り除く
対象
食道異物 高齢者のPTP異物が多い。その他、魚骨、義歯、硬貨、ボタン型電池、釘など
気道異物 口内にある種々の異物を笑ったり、泣いたり、驚いたり、転んだりしたときに、誤って強い吸気とともに気管内に吸入された場合に起こる。15歳児までが全症例の3/4を占め、特に5歳未満児の異物事故が多い幼少児では豆類、玩具、成人では針や釘、義歯が多い
検査前の対応
何をいつ飲み込んだか把握する。高齢者、小児では状況がはっきりしないことが多く、付き添い者、保護者の注意深い問診が必要
救急扱いとし、来院から診察、処置までを最短時間...