安静は体にどのような効果があるの?
安静は筋肉に負荷が掛からない状態をいい、新陳代謝を最小限にすることができます。安静時には次のような体の変化があわられる
1.安静臥床時の呼吸
●臥床により横隔膜は2cm上昇(空気500mgの差)します。肺活量は4~7%減少します。
●安静時の酸素消費量は200-250mg/分と少なくなり肺の仕事量が減ります。
※呼吸障害がある場合は臥床できず起坐呼吸となります。
2.安静臥床時の血圧
●体内の血圧が一定となり、末梢の血管は拡張し、皮膚や筋肉の血流量は2倍に増えます。
●また立位で下肢にたまった血液の2/3は心臓と肺に戻ります。このた
め一時心臓に負担がかか...