慢性期のおける看護の役割

閲覧数19,008
ダウンロード数38
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ■ 慢 性期における看護の役割
    慢性期とは、発症からlヶ 月以上を経過した時期をいう。慢性期には脳循環不全
    の問題は落ち着いていることが多い。また、血圧低下も起こりにくくなっている。
    この時期には機能的な予後の予測が可能となることが多い。そのため再発予防と残
    された機能をより適切なレベルに到達するような身体的コ精神的援助、家族への生
    活指導を行うことが重要になってくる。
    病体は比較的安定しているが、麻痺による運動機能障害、感覚障害、高次脳機能
    障害による失語、失認、失行など患者の生活に大きく影響してくる問題がある。患
    者の00Lを高めるためにも、まずよりよいADL(日常生活動作)の 獲得が重要とな
    ってくる。この時期には患者の障害と残存機能を理解し、ADLの改善 ・拡大を図ら
    なければならない。
    機能障害のある患者に対する看護は、可能なかぎり日常生活の自立が実現できる
    ように援助することが求められる。自立への援助は、医師、看護師、リハビリテー
    ション専門職がそれぞれの役割に応じてかかわるが、それらの職種はリハビリテー
    ションプログラムに対して共通の理解にたつ必要がある。このリハビリテー

    タグ

    社会心理障害家族問題自立援助課題看護看護学

    代表キーワード

    看護

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■ 慢 性期 における看護 の役割
    慢性期 とは、発症 か ら l ヶ 月以上 を経過 した時期 をい う。慢性期 には脳循環不 全
    の 問題は落 ち着 いていることが 多 い。また、血圧低下 も起 こ りに くくな っている。
    この時期 には機能的な予後の予測が可 能 となることが 多 い。そのため再 発予防 と残
    された機能 をよ り適切な レベルに到達す るような身体的 コ精神的援助 、家族 へ の生
    活指導 を行 うこ とが重要 にな って くる。
    病体 は比較的安 定 して いるが、麻痺 による運 動機能障害 、感覚障害、高次脳機能
    障害 による失語、失認、失行な ど患者の生活に大 き く影 響 して くる問題が ある。患
    者 の 0 0 L を 高め るためにも、まず よ りよ い A D L ( 日 常生活動作) の 獲得 が重要 とな
    って くる。 この 時期 には患者 の障害 と残存機能 を理解 し、A D L の 改善 ・拡大 を図 ら
    なければな らない。
    機能障害のある患者 に対 す る看護は、可能 なか ぎ り日常生活の 自立 が 実現 で きる
    よ うに援助...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。