卵黄からの脂質の分離

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    資料紹介

    ● 目的
     卵黄から脂質を分離・分画した結果、そこに含まれる脂質の種類を同定し、それらの特性から生体内での在り方を理解する。
    ● 準備物
    1. 試薬
     クロロホルム、メタノール、クロロホルム-メタノール混合液(1:1)、n-ヘキサン、展開液{石油エーテル・ジメチルエーテル・酢酸(85:15:1)}展開液?{クロロホルム・メタノール・酢酸(65:25:10)}、無水硫酸ナトリウム、ヨード、0.5%ニンヒドリン/エタノール
    2. 器具
     ロータリーエバポレーター、ろ過鐘、ヨード蒸気層、シリカゲル薄層板、展開層、パスツールピペット、遠心分離機、100mlビーカー、ガラスフィルター、25ml共栓太試験管、ドライヤー、試験管立て、10ml共栓試験管、25ml共栓試験管、2Sろ紙、駒込ピペット2ml,10ml
    ● 実験方法
    1. 脂質の抽出
     あらかじめ秤量した100mlビーカーに駒込ピペットを使い玉子から卵黄を採取し、卵黄重量を秤量後、遠心管に約2g正確に測り摂る。
     メタノールを駒込ピペット(10ml)で7ml添加し、ポロトロン型ミキサーで磨砕する。
     ドラフト内でクロロホルム14mlを駒込ピペット(10ml)で加え撹拌する。
     減圧下ガラスフィルターでろ過する。路液は25ml共栓付試験管に採取する。
    (※phによって変性したタンパク質の白い沈殿を確認)
     ろ液に蒸留水2-3ml加え、ゆっくり倒立撹拌する。
    (※水にアルコールを溶かしアルコールを除去する)
     上層をパスツールピペットでできる限り除去する。この操作を更に2回行う。
     ドラフト内で下層部を2Sろ紙(有機溶媒は通すが水は通しにくい)を用い共栓付太試験管にろ取し、ろ紙を0.5mlクロロホルム・メタノール混合液で2回洗浄する。
     エバポレーターで溶媒を留去後、ヘキサン4mlを加え、少量の無水硫酸ナトリウムを添加し、脂質抽出液とする。ヘキサンが蒸発しないように必ず栓をする。

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    実施日 
    卵黄からの脂質の分離
    目的
    卵黄から脂質を分離・分画した結果、そこに含まれる脂質の種類を同定し、それらの特性から生体内での在り方を理解する。
    準備物
    試薬 クロロホルム、メタノール、クロロホルム-メタノール混合液(1:1)、n-ヘキサン、展開液{石油エーテル・ジメチルエーテル・酢酸(85:15:1)}展開液Ⅱ{クロロホルム・メタノール・酢酸(65:25:10)}、無水硫酸ナトリウム、ヨード、0.5%ニンヒドリン/エタノール
    器具 ロータリーエバポレーター、ろ過鐘、ヨード蒸気層、シリカゲル薄層板、展開層、パスツールピペット、遠心分離機、100mlビーカー、ガラスフィルター、25ml共栓太試験管、ドライヤー、試験管立て、10ml共栓試験管、25ml共栓試験管、2Sろ紙、駒込ピペット2ml,10ml
    実験方法
    脂質の抽出
    あらかじめ秤量した100mlビーカーに駒込ピペットを使い玉子から卵黄を採取し、卵黄重量を秤量後、遠心管に約2g正確に測り摂る。
    メタノールを駒込ピペット(10ml)で7ml添加し、ポロトロン型ミキサーで磨砕する。
    ドラフト内でクロロホルム14mlを駒込ピペット(1...

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