準拠集団と相対的不満(R.Kマートン)
準拠集団とは自分が属している集団であり、友達や家族のことである。しかし、客観的に憧れを抱かれたり、すごいと思われていても社会評価とは全く関係がなく自分自身で準拠集団とみなさず自己認識が低くなるのである。
相対的不満とは人の不幸や幸福はそのひとにしかわからないとゆう考えである。自分のおかれている個人的状況と、他の人間や集団の状況とを比べることによって、自分は恵まれていると感じたり(満足したり)、あるいは惨めだと思ったり(不満をいだいたり)する。“人の不幸は蜜の味”と言うように人より優越を得ることもその一つだ。
欲望と模倣のモデル=ライバル論(R・ジラール)...