奴隷制度と映画「アミスタッド」

閲覧数2,846
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    映画の感想
     まず冒頭のシーンで鎖を必死の表情で壊し、一気にスペインの船員に向かって蜂起する姿には少々恐怖を感じましたが、回想シーンで明らかになったこと、つまりその蜂起につながるまでの数々の出来事を目の当たりにするとどれほどの思いでシンケたちが立ち上がったのかが伝わってきた。子どもの未来を案じて海に身を投げる母親の姿やスペイン人の都合で海に次々と捨てられていく命の数々を見てとても胸が苦しくなった。捨てているのは荷物ではなく一人一人思いのある命だというのに、ともどかしい思いまで感じた。また彼らをそこにつれてきたのが利用された他の部族の黒人という事実も衝撃的なものであり、画中で繰り返される切実な叫び「Give us free!」に心打たれました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    奴隷制度と映画「アミスタッド」
    映画の感想
     まず冒頭のシーンで鎖を必死の表情で壊し、一気にスペインの船員に向かって蜂起する姿には少々恐怖を感じましたが、回想シーンで明らかになったこと、つまりその蜂起につながるまでの数々の出来事を目の当たりにするとどれほどの思いでシンケたちが立ち上がったのかが伝わってきた。子どもの未来を案じて海に身を投げる母親の姿やスペイン人の都合で海に次々と捨てられていく命の数々を見てとても胸が苦しくなった。捨てているのは荷物ではなく一人一人思いのある命だというのに、ともどかしい思いまで感じた。また彼らをそこにつれてきたのが利用された他の部族の黒人という事実も衝撃的なものだ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。