1.はじめに
今年は例年にない猛暑が続き、40℃を超える日もあるほどである。しかし、これだけ厚いということはさぞかしビールもうまいだろう。(注;作者は酒はあまり飲まないたちです。というよりまだ未成年です) そんなわけで、最近のビールの売れ筋などについて調べてみたいと思う。
2.最近の引取量
図1はここ三ヶ月と去年の同時期の引取量(国内のみ)をあらわしたものである。 なお、このデータはビール酒造組合に加盟している、サントリー、キリン、アサヒ、サッポロ、オリオンの五社によるものである。(以降のデータも同様)6月のじめじめした梅雨の時期から飛躍的に増えるのがわかる。また、今年の5月は天候不良のために去年より減ってしまっている。6月も現象はしているものの今年は異常気象が続いていることを考えれば、なかなかよかったといるだろう。また今月は良好な日が続いたので、7月のデータもいい値を示してくれることを期待したい。
3.販売動向その1
表1 出荷量の同月前年比
単位% 4月 5月 6月
ビン合計 96.5 83.2 91.5
缶合計 112.6 90 97.4
樽・タンク 108.6 90.3 102.1
全体 106.1 88.1 97
表1からわかるように、ここ数ヶ月は景気回復の後押しを受けているものの、天候不良にやや悩んでいるようである。といっても5月だけで、6月はそれほどでもないだろう。代わりに七月が、最近の異常な暑さのおかげでかなり売れているのではないだろうか? 以前見たニュースではビアガーデンがかなり売れ行きがいいという。人々にとっては嫌なこの暑さも、ビール業界にとってはうれしい暑さのようである。さて表1の項目ごとの売れ行きを見てみよう。最近ではビンの販売量がやや減少にあり、缶や樽・タンクなどが少し
最近のビール事情
1.はじめに 今年は例年にない猛暑が続き、40℃を超える日もあるほどである。しかし、これだけ厚いということはさぞかしビールもうまいだろう。(注;作者は酒はあまり飲まないたちです。というよりまだ未成年です) そんなわけで、最近のビールの売れ筋などについて調べてみたいと思う。
2.最近の引取量
図1はここ三ヶ月と去年の同時期の引取量(国内のみ)をあらわしたものである。 なお、このデータはビール酒造組合に加盟している、サントリー、キリン、アサヒ、サッポロ、オリオンの五社によるものである。(以降のデータも同様)6月のじめじめした梅雨の時期から飛躍的に増えるのがわかる。また、今年の5月は天候不良のために去年より減ってしまっている。6月も現象はしているものの今年は異常気象が続いていることを考えれば、なかなかよかったといるだろう。また今月は良好な日が続いたので、7月のデータもいい値を示してくれることを期待したい。
3.販売動向その1
表1 出荷量の同月前年比
単位% 4月 5月 6月 ビン合計 96.5 83.2 91.5 缶合計 112.6 90 97.4 樽・タンク 1...