両対戦期の状況と比較しながら、第二次世界大戦の世界経済の変化を論述せよ

閲覧数2,126
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    課題 ブレトン・ウッズ体制の崩壊から変動相場制への移行についてまとめるとともに、変動相場制のもとで生じている新たな問題点について述べよ。
     ブレトン・ウッズ体制とは第二次大戦後確立され1970年代初めまで維持された国際通貨制度のことである。ブレトン・ウッズ体制では、国際通貨体制の管理運営機構としてIMF(国際通貨基金)が設けられ、IMF協定の基、国際通貨制度の再構築や安定した為替レートでの自由貿易が行われることとなった。
    IMFは金だけを国際通貨とする金本位制ではなく、ドルを基軸通貨とする制度で、1930年から1940年代には世界の大半の金が米国に集中していた為、交換率を金1オンス=35ドルと決め為替レートを固定し(固定相場制)為替相場の変動を平価の上下1%以内に維持することを要請した。 
      しかし、1958年西欧各国が通貨の交換性を回復し、日本を含む各国が米ドル準備を積み増すにつれて、金に対する米ドルの信認が問題化した。対外取引を円滑に行うためには国際流動性が十分に供給される必要がある。ブレトン・ウッズ体制ではそれをアメリカの国際収支赤字に依存していた。つまり国際流動性を十分に供給...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。