ごみ問題に対する姿勢と対策
ごみ問題に対する姿勢と対策
廃棄物、汚染物質などに関する環境問題の解決は、人類の生存のために取り組まなければならない最重点課題である。このような状況にあって、地球上に暮らす世界中の人々は、野生生物や自然の保護に無関心でいられるはずはなく、一定の責務を持つのは当然のことである。野生生物や自然が、例えば森林伐採や排気ガスによる大気汚染など、何らかの人為的影響を受け、それらの存続が危ぶまれる場合、そしてそれが人類の生存に関わる問題であると認識される場合には特にそうであり、何らかの具体的な対策を考え、それを実行しなければならない。
そもそも廃棄物とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第2条によれば、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物または不要物であって、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染された物を除く)をいう、とされており、産業廃棄物と一般廃棄物に大きく2分類される。
有価物は廃棄物ではないが、循環型社会形成推進基本法においては、有価・無価を問わず「廃棄物等」とする。
また付け足しておくと、産業廃棄...