「そんなバナナ」この言葉を見たり、聞いたことがある人は多いのではないだろうか。特に私のような現在、大学に通っている年代の人は特に。そう。この言葉は少年向きのギャグ漫画「おぼっちゃまくん」(今でも、私は思いっきり笑いたくなったら読んでいる。)で多用される造語である。この「おぼっちゃまくん」の作者である「小林よしのり」がこの本の著者である。
この「新・ゴーマニズム宣言」は簡単に言ってしまえば、「現代の日本を個人的視点でぶった切る漫画」である。今、こう思った人がいると思う。「ギャグ漫画家が、現代日本をぶった切るようなことを考えて、漫画に出来るのか?」と。それは残念だが予想違いだ。漫画であるから、ただの面白がらせるもの・人の暇をつぶすものと、タカをくくってはいけない。読んでみればスグに分かるが、実によく調べて漫画を描いている。そこいらの学者より調べ、知識を持っているのではないのだろうか?思わずにはいられないような、カルチャー本だと私は思ってしまう。だが、あくまでも漫画はサブカルチャーではある。だがしかし、そのサブカルチャーの利点をあますことなく使っていて、実に見る人(漫画が好きな日本人)が分かりやすい、書き方である。
新・ゴーマニズム宣言
小林よしのり著
「そんなバナナ」この言葉を見たり、聞いたことがある人は多いのではないだろうか。特に私のような現在、大学に通っている年代の人は特に。そう。この言葉は少年向きのギャグ漫画「おぼっちゃまくん」(今でも、私は思いっきり笑いたくなったら読んでいる。)で多用される造語である。この「おぼっちゃまくん」の作者である「小林よしのり」がこの本の著者である。
この「新・ゴーマニズム宣言」は簡単に言ってしまえば、「現代の日本を個人的視点でぶった切る漫画」である。今、こう思った人がいると思う。「ギャグ漫画家が、現代日本をぶった切るようなことを考えて、漫画に出来るのか?」と。それは残...