モダン・タイムスは授業で始めてみた。以前フリッツラングのメトロポリスを見ていたので、機械がらみのシーンや労使対立などといったシーンからメトロポリスの影響、もしくは共通する部分を感じた。
社会の流れや、ペースに乗っていけない人間は少なからず存在する。自分は大学四年になって、就職活動をしては挫折して、面接に行くのに怖気づいて、くじけそうなこともあったが、流れに乗れないことに恐れ活動しつづけている。社会の流れやペースこそが全てではないし、加速していくビジネスの流れも絶対ではない。
ただ、モダン・タイムスやメトロポリスを見ていると、そうはいっても社会の流れというものは必ず存在しているし、この社会も、人々の心も、資源も、命も、思想も、イデオロギーも、夢も、憎悪も、流れ流れ、大きな歯車が回っているのだと感じさせられる。そしてそれらの映像を見終わってから食事をし、会話をし、道路わきを歩き駅に向かい、電車に乗り、人々が交差するターミナル駅で乗り継ぎ、向かいの客が読む新聞を眺め、家に帰りテレビニュースを見、眠るとき、つまり何気ない生活の中で、ふと大昔から変わらず歯車が人々を操っていたんじゃないかという疑問が確信に近づいていく。
モダン・タイムス、そして独裁者を描いたチャップリン。彼が今生きていたら彼は一体何を作ったのだろう。きっと現大統領のブッシュを風刺するだろうという人もいるが、彼に限ってそんなことはしないだろう。
レポート、芸術学、チャールズ・チャップリン、モダンタイムス、映画、Charles Chaplin
チャールズ・チャップリン
モダン・タイムス
モダン・タイムスは授業で始めてみた。以前フリッツラングのメトロポリスを見ていたので、機械がらみのシーンや労使対立などといったシーンからメトロポリスの影響、もしくは共通する部分を感じた。
社会の流れや、ペースに乗っていけない人間は少なからず存在する。自分は大学四年になって、就職活動をしては挫折して、面接に行くのに怖気づいて、くじけそうなこともあったが、流れに乗れないことに恐れ活動しつづけている。社会の流れやペースこそが全てではないし、加速していくビジネスの流れも絶対ではない。
ただ、モダン・タイムスやメトロポリスを見ていると、そうはいっても社会の流れ...