1、単元名
五、物語(「国語総合・古典編」東京書籍)
2、指導の立場
(1)教材観
本教材は、今までに中学校での古文や課題、考査などで生徒が触れてきた教材である。またこの先の古文で取り上げる作品でもある。ここでは用言の確認に重点を置くため、あえて生徒に親しみのあるこの文章にした。親しみがある作品のため内容にとらわれすぎず、動詞、形容詞、形容動詞がほぼ満遍なく入っているこの教材は、用言の確認には最適な作品であると思われる。
(2)生徒観
生徒は中学校での古文や、高校入学からも課題や実力考査を通じて、この「竹取物語」に親しんでいると思われる。よって大まかな内容については、すべての生徒が知っていると言っていい。用言の知識はまだ十分でなく、活用の種類や活用形についてはさらに確認が必要である。
(3)指導観
(1)(2)を踏まえて、まずは授業の前に、古典の文章に慣れるため、必ず音読を行う。そして重要古語を辞書を使って訳しながら、用言の確認をしていく。内容把握は学習の要点、学習のまとめをもとにしながら発問していく。その中でかぐや姫の超越性や、伝奇物の面白さを伝えられるように指導する。
3、単元の目標
〇音読の練習を行うことで、古文の文章に慣れることが出来る。
〇用言などの文法事項を確認することや辞書をひくことで、文章を正しく訳することが出来る。
〇用言の確認をし、用言の種類や活用についての知識をかためることが出来る。
4、学習計画
第一次:原文を音読することで、古文の文章に慣れる。
第一時:「なよたけのかぐや姫」の章を音読し、「竹取物語」がどんな内容であったかを思い出す。
第二次
第一時:P57の2Lまでの範囲の訳をしながら、用言確認を行う。
第二時:P57の3Lから最後までの訳を確認しながら、用言確認を行う。
国語科学習指導案
平成17年6月1日 第1時限 1年5組
単元名
五、物語(「国語総合・古典編」東京書籍)
2、指導の立場
(1)教材観
本教材は、今までに中学校での古文や課題、考査などで生徒が触れてきた教材である。またこの先の古文で取り上げる作品でもある。ここでは用言の確認に重点を置くため、あえて生徒に親しみのあるこの文章にした。親しみがある作品のため内容にとらわれすぎず、動詞、形容詞、形容動詞がほぼ満遍なく入っているこの教材は、用言の確認には最適な作品であると思われる。
(2)生徒観
生徒は中学校での古文や、高校入学からも課題や実力考査を通じて、この「竹取物語」に親しんでいると思われる。よって大まかな内容については、すべての生徒が知っていると言っていい。用言の知識はまだ十分でなく、活用の種類や活用形についてはさらに確認が必要である。
(3)指導観
(1)(2)を踏まえて、まずは授業の前に、古典の文章に慣れるため、必ず音読を行う。そして重要古語を辞書を使って訳しながら、用言の確認をしていく。内容把握は学習の要点、学習のまとめをもとにしながら発問していく。その中でかぐや姫の超越性や、伝...