問題解決アプローチについて

閲覧数43,595
ダウンロード数35
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員3,300円 | 非会員3,960円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    問題解決アプローチについて
    Ⅰ 問題解決アプローチとは
    パールマンは、「ソーシャル・ケースワークとは、個人的に機能する際に出会う問題を、より効果的に処理出来るように福祉機関によって用いられる一つの過程である。」と定義している。これが意味することは、問題解決のためにはクライエントの有する社会的な機能が十分に発揮できるよう援助すると同時に、福祉機関の活用を合わせてより効果的に援助を図ろうとする考え方であり特に問題解決する能力、つまりクライエントのワーカビリティー(利用者がサービスを有効的に活用する力)を高めることの重要性を強調している。                                             これらのことからパールマンのケースワークの理論は、『問題解決アプローチ』と言われた。ここでいう問題とは、問題に働きかける「動機付け」、働きかける「能力」、対処する「機会」のいずれかの不備により生じるものである。動機がないと問題に取り組めない。能力がないと、取り組んでも解決に至らない。機会が無いと、能力が発揮されない。ひとつでも欠けると、問題は解決されないのである。
    問題...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。