証券市場論-分冊2 合格リポート

閲覧数2,047
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員2,200円 | 非会員2,640円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     証券市場の機能は大きく分類すれば、2つ挙げることができる。それは、資金の運用市場としての働き(流通市場)と資金の調達市場としての働き(発行市場)である。これら2つの機能は、車の両輪に例えることができる。なぜなら、一方が欠如すれば自然ともう一方の機能も欠如し、全く機能しないためである。また、証券市場は経済にとってなくてはならない存在である。証券市場があるからこそ、企業は資金調達を行うことができ、また、投資家は有価証券を通じて、様々な企業に投資を行い、利益を享受することができる。これにより経済はより発展することができるのである。この証券市場は世界各国に存在している。代表的な市場はアメリカ・ヨーロッパ・そして日本である。今回はこの3市場を中心に述べることとする。
     1)アメリカの証券市場
     アメリカの証券市場(ニューヨーク)は世界の中でも時価総額が最大の証券市場である。なぜなら、アメリカは世界最大の経済国家であり、世界経済の基幹企業が上場している市場であるためである。ニューヨーク・ダウ平均株価を構成する銘柄を見ても、上場する企業はシティグループや、IBM、JPモルガン・チェースなど、大企業...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。