小児診療所の問題点

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資料紹介

子供≠子ども
子供というのは大人の供(とも)とか供えというニュアンスがあるが、子どもはそのようなものではない。以後子供→子どもを使うようにしていこうとのこと。

1)子どもの権利条約とその実践
概要
 全54条、1989年11月20日 満場一致で可決され、1994年5月30日、日本で批准された。
歴史(背景)
 戦争で子どもが犠牲となり、また食糧難など、特に発展途上国での子どもの状態は悲惨なものであった。また先進諸国でも、文明の発展にともなって様々な問題が子どもに起こっている。この条約はこのような状況を改善するために作られた。

理念
?子どもも主人公
 保護 protection ←戦争や麻薬など、子どもを害するものからの保護
 提供 provision ←食料、医療、情報など、子どもの利益になるようなものを提供
 参加 participation ←子どもが種々の活動に参加できるようにする(日本では少ないが)
?最善の利益(best interest)
 一番元気でいられるように、長生きできるように・・・
予防医療、教育、環境、出産などの状況を改善していくこと!

実践(条約に基づく診断、相談)
 Think globally, act locally
?一人の人として
・名前 最低限1度きた患者さんの名前はちゃんと覚える
・診察手順 嫌がるところはあとから見るなど、安心させる
・言葉遣い 子どもには難しいことばで説明するのではなく、例えばアンパンマンとバイキンマンの例など、分かりやすく説明する。
・説明と同意 ×子どもだから説明しても分からない。子どもに分かる言葉で説明すればちゃんと理解してくれる。
・よく聴く 子どもでも他人に遠慮して、優しかったりして、自分の意見を言わないでいるときがある。例えばいつも兄から診察していたら、弟はどう思うか?子どもの気持ち、意見をきちんと聴く!
?プライバシーを守る
 子どものためだから・・・でも子どもにもプライバシーがある。

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資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

子どもとともにー小児科診療所から~その2~
授業日 2005年6月7日          
Ⅱ子どもと社会
子供≠子ども
子供というのは大人の供(とも)とか供えというニュアンスがあるが、子どもはそのようなものではない。以後子供→子どもを使うようにしていこうとのこと。
1)子どもの権利条約とその実践
概要
 全54条、1989年11月20日 満場一致で可決され、1994年5月30日、日本で批准された。
歴史(背景)
 戦争で子どもが犠牲となり、また食糧難など、特に発展途上国での子どもの状態は悲惨なものであった。また先進諸国でも、文明の発展にともなって様々な問題が子どもに起こっている。この条約はこのような状況を改善するために作られた。
理念
①子どもも主人公
 保護 protection ←戦争や麻薬など、子どもを害するものからの保護
 提供 provision ←食料、医療、情報など、子どもの利益になるようなものを提供
 参加 participation ←子どもが種々の活動に参加できるようにする(日本では少ないが)
②最善の利益(best interest)
 一番元気でいられるように...

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