日置謙『加能外史』-白光院について-

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    資料紹介

    白光院とは、白山比?神社の長吏をいいまた、加賀禅定道の寺社における長吏をまとめる惣長吏を兼ねるものをいう。
    惣長吏が白光院と名乗りだしたのは、少なくとも中世末戦国時代に長吏であった澄勝以前であり、澄祝まで遡る可能性がある。
    以下に、白光院のみならず各長吏と、又関係の深い者について述べる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日置謙『加能外史』-白光院について-
    日置謙  大日本教育会石川県支部代表林安繁編  『加能外史』  昭和21年12月10日  金沢文化協会
    発行者  金沢文化協会代表中島徳太郎  500部限定
    打込み編集について
    『加能外史』をコンピュータに入力するに当たって次のようにした。
    一 旧平仮名を常用平仮名に直した。但し、固有名詞・史料文等に関してはそのままにしたものもある。
        へ→え
    一 年号について、和暦の後に括弧書きで西暦を加えた。
        大永七年(1527)正月
    白光院
    つれづれなるままに言継卿記を一閲した。固より図書刊行会出版の活字に就いてであるが、老眼既に書を読むにく、老心更に意を解するに難んずる。
    (ここには、本文があった。そのまま打っただけなので、著作権に触れるかもしれないので削除) 賀州 がしゅう
    加賀・伊賀の国の別称。
    朝臣 あそん・あそみ、中世以降あっそんともいう
    日本の古代のの一種。
    天武朝の八色の姓の第二位。初めは皇別氏族の有力者に。
    平安時代からは最高の姓とみられる。皇子、皇女の臣籍降下の際にも賜与。
    ①五位以上の人の姓名に付ける敬称。
    三位以上には姓の...

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