個別援助技術の展開過程について

閲覧数2,910
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「個別援助技術(ケースワーク)の展開過程について述べなさい。」
     Ⅰ ケースワークにおける過程の意味
     機関や施設がさまざまな援助を利用者(個人及び家族)に提供する場合、援助活動の時間の流れに沿って一定の手順と方法をもって提供される。この手順方法を「過程」と呼ぶ
    。パールマンは、ケースワークを問題解決の過程としてとらえ、利用者とケースワーカーの役割関係を重視するとともに、開始期→診断→問題解決という過程を考えた。ケースワークの過程は、援助者が専門的知識と技術によって利用者を支え、互いに問題を解決に導いていかなければならない。また援助者は、援助結果に対する評価と問題の再分析を繰り返すことにより、援助がより良く行われるようになる。
     Ⅱ 援助の開始期
     援助は、利用者本人の意思で開始される場合と、利用者本人が援助に対して消極的・拒否的であっても、機関や施設側の判断で開始される場合がある。機関や施設側の判断で、また利用者が積極的ではない場合、援助者は利用者のところへ出向いたり、問題解決する道筋を照らし、自らの力で問題解決に取り組むように指示・助言を行っていく必要がある
    。また、援助の開始期は...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。