「The world circumstances seen from food」
私たちが生きるために欠かせないもの、その筆頭に上がるのが「食糧」だ。世界では、全ての人類が生きていくのに必要な食糧が生産されている。しかし、約8億人の人々が飢餓に苦しんでいる現状がある。今、このことを知っている人が先進国にどれだけいるのだろうか?
特に、日本に住む我々にとって世界の食糧危機はどこか無縁のような錯覚さえ覚えることだろう。今日、多くの人がこの問題に関心を持つ必要があると思い、今回このテーマを選んだ。
1、「The dining habit of Japan has changed」
戦前の日本の食生活は全てが理に叶ったものだった。米と言えば玄米で、味噌汁に漬物、おかずは極めて少なく、野菜や魚がメインであった。これらはあたかも健康を意識したかのような食生活であり、肉や白米を見ることはごく稀だった。しかし、現代では、米と言えば白米のイメージが定着し、肉類の消費も以前に比べて爆発的に増加した、1日に摂取する油脂の量も増えていった。これだけの短期間での大幅な変化は世界的に見ても稀で、その結果、現代日...