時代によって人格のタイプの移行は顕著であり、時代の変動というのは経済の影響をうけそしてその時代はその時代の人間の人格まで換える。今回は資本主義の与えた現代人の人格の特徴をあげることにする。
基本は資本主義を前提とする自由競争のこの時代に置いては貧富の差、格差、勝者と敗者、の弱肉強食であると言っても過言ではない。そして資本主義の幸福感覚は他者との比較により決まる。つまり、まわりの他者の不幸の度合いにより自分の幸福が決まる。この二極の関係、自由競争の資本主義は自己中心主義を生み出し他人と自分を分け、思い込みでもいいから他者の上に立ちたい、いつでも賞賛を必要とする、関心をひきたい持ちたい、自分は特別...