居場所の辞書的定義
先行研究における居場所の定義
荻原健次郎(2001)
? 居場所は「自分」という存在感とともにある
? 居場所は自分と他者との相互承認という関わりにおいて生まれる
? 居場所は生きられた身体としての自分が他者・事柄・物へと相互浸透的に伸び広がっていくことで生まれる
? 同時にそれは世界(他者・事柄・物)の中で自分のポジションであるとともに、人生の方向性をうむ。
堤雅雄(2002)
居場所とは、自と他が交錯する場のことであり、それを通して自分という感覚が拡がったり狭まったりする、力動的な場のことである
「居場所」の定義と存在意義
a. 辞書的な定義(参考)
「いるところ。いどころ」(岩波書店・広辞苑)
「人などがいる所。居どころ」(小学館・国語辞典)
「その人のいる場所」(三省堂・現代国語辞典)
b. 研究における定義
荻原健次郎(2001)
居場所は「自分」という存在感とともにある
② 居場所は自分と他者との相互承認という関わりにおいて生まれる
③ 居場所は生きられた身体としての自分が他者・事柄・物へと相互浸透的に伸び広がっていくことで生まれる
④ 同時にそれは世界(他者・事柄・物)の中で自分のポジションであるとともに、人生の方向性をうむ。
堤雅雄(2002)
居場所とは、自と他が交錯...