第7回 適正手続と違法収集証拠
【発想】
捜査における証拠ルール:違法収集証拠の排除法則
行政機関を統制する目的が原点(政策上の問題、効果のある捜査段階からの規制)
真実とは別の価値(人権擁護)を守るため、将来同じことが起こらないように
真実を諦めるために証拠を排除(証拠能力がないからではなく違法だから)
↑
↓
公判における証拠ルール:証拠法
第1 適正手続主義と実体的真実主義
1 刑訴法1条
【 目的とは? 】
第一条
この法律は、刑事事件につき、公共の福祉の維持と①個人の基本的人権の保障とを全うしつつ、
②事案の真相を明らかにし、③刑罰法令を適正且つ迅速に適用実現することを目的とする。
A:②③が目的
B:③が目的(②真相解明は適正手続きの範囲内で)
第7回 適正手続と違法収集証拠
【発想】
捜査における証拠ルール:違法収集証拠の排除法則
行政機関を統制する目的が原点(政策上の問題、効果のある捜査段階からの規制)
真実とは別の価値(人権擁護)を守るため、将来同じことが起こらないように
真実を諦めるために証拠を排除(証拠能力がないからではなく違法だから)
↑
↓
公判における証拠ルール:証拠法
第1 適正手続主義と実体的真実主義
1 刑訴法1条
【 目的とは? 】
第一条
この法律は、刑事事件につき、公共の福祉の維持と①個人の基本的人権の保障とを全うしつつ、
②事案の真相を明らかにし、③刑罰法令を適正且つ迅速に適用実現することを目的とする。
A:②③が目的
B:③が目的(②真相解明は適正手続きの範囲内で)
C:(折衷説)2つのバランスをとる
基本的人権の保障も大切…手続法上の適正
事案の真相解明も大切…実体法上の適正
(1)「公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全う」することと「事案の真相を明らかに」することとの関係
両者が対立する場合にはどうするか。
覚える! 判例【最判昭53・09・07刑集32-6-1672百選8版...