法科大学院 志望理由書
法科大学院への入学を志望する理由
私は報道機関において、報道記者たちが報道倫理に則って市民に信頼されるような仕事ができるよう、取材及び報道業務を
法科大学院 志望理由書
法科大学院への入学を志望する理由
私は報道機関において、報道記者たちが報道倫理に則って市民に信頼されるような仕事ができるよう、取材及び報道業務をバックアップする弁護士・ビジネスロイヤーになりたいと考えている。
私が報道のあり方について問題意識を持つきっかけとなったのは、中学生の時に神戸児童殺害事件の犯人の顔写真が掲載されたことだった。その犯人の少年と私は同年代であり、その衝撃的な事件に驚くとともに、顔写真をも掲載し事件をセンセーショナルに書き立てる報道に疑問を抱いた。そのころから雑誌やワイドショーのプライバシーを侵害するような報道をはじめ、社会の偏見を助長するような報道のあり方に目がいくようになり、どうしたら報道によって生じた偏見や差別に悩む人たちを救えるのだろうかと報道被害救済方法について関心を抱くようになった。
昨今、メディア側に規制を加えようという動きが各分野において見られる。名誉毀損・プライバシー侵害を理由にマスコミに対して提起される訴訟は増加しており、その賠償額は年々高騰している。また、個人情報保護法の施行、人権擁護法案の上程といった行政の動きも見ら...