デザインの魅力
デザインの魅力とは、その絵を見た時の「面白さ」にあると考える。絵とはもともと2次元の平面に書くもの。しかし、その絵によっては三次元に見えたり、絵に引きこまるような錯覚を受けたり、さまざまな感覚を受け取ることができる。一つの例としては、「トロンプ・ルイユ(Trompe-l'œil、騙し絵)」がある。これは、シュルレアリスムにおいてよく用いられた技法であるが、それに限って用いられるものではなく、その範囲はかなり広い。例えば、平面作品に物を貼り付けて、絵の一部が外に飛び出しているような作品や3 次元の現実ではありえない建築物を描いた作品、普通に見ると人間の顔に見えるが、さかさまにした...