会社法 株主平等原則

閲覧数2,389
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    会社法
    株主平等原則
    問題)(1)JR株式会社は株主に対し、株式数に応じて全線5割引となる優待券(1
    0株につき1枚。1枚につき100kmまで。)を配布した。これは違法か。
    (2)JR株式会社は、不況で株主に配当できない中で、大口株主であるAに対
    し、お中元の名目で100万円を贈与した。これは適法か。
    1.総論
    2. 株主平等原則の例外
    (1)日割配当
    (2)株主優待
    3.特定株主への利益供与
    1.総論
    株式会社は有限責任会社であり、株主からの出資を確保するために、株主は、株主とし
    ての資格に基づき、その保有する株式数に応じて、株式の内容・取り扱いに関し平等な取
    り扱いを受ける権利を保障されなければならない。株主の地位が有限責任の原則により均
    一的な割合的単位の形をとっており、各株式における権利内容が同一であることから認め
    られる。これが株主平等の原則であり、会社の根本原則のひとつであり、重要な原則であ
    る。この原則は、強行法規的性質を有しており、この原則に反してなされた株主総会決議
    や業務執行行為、特約や合意については無効となる。また、多数決の濫用や恣意的な権限
    ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。