再建を目指すダイエーと取引先メーカの今後の関わりについて

閲覧数1,575
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員2,200円 | 非会員2,640円

    資料紹介

    ダイエーは日本最大の総合スーパーマーケットで、小売業としても国内最大規模を誇っていた。1957 年、創業者の中内功氏が「主婦の店ダイエー」として一号店を開店以来、高度経済成長の波に乗り、安売り大型店舗を武器に全国チェーン展開をはかり、1972 年には遂に三越を抜いて、小売業売上高「日本一」の座についた。
    ところが1980 年代に入り、消費が成熟期を迎えると、ダイエーもまたその戦略の方向転換を迫られ、ダイエーは多角化経営を推し進める中で、特に土地の取得による資金調達力の向上を目指した。その結果が、バブル崩壊以降、巨額な負債として経営を圧迫。1998年には上場以来、初めての経常赤字となりグループ全体で2 兆6000 億円にも及ぶ有利子
    負債を抱えるに至った。そして昨年の10 月、それまでは自力再建を主張するも主力行からの強い要請もあり、産業再生機構の支援で経営再建をめざすことになった。産業再生機構の査定によれば、約5500 億円の債務超過を抱えており、その後金融機関等への債権放棄を要請したり、新しいスポンサー企業(3/4 丸紅と投資ファンドのアドバンテッジパー
    トナーズで決定)からの支援を募るなど再建の道を歩み始めている。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    流通論 課題レポート
    ■課題
    再建を目指すダイエーに対して、取引先メーカはどのように対応すればよいのだろうか。
    自論を述べよ。
    ■本文
    1)ダイエーの背景
    ダイエーは日本最大の総合スーパーマーケットで、小売業としても国内最大規模を誇っ
    ていた。1957 年、創業者の中内功氏が「主婦の店ダイエー」として一号店を開店以来、高
    度経済成長の波に乗り、安売り大型店舗を武器に全国チェーン展開をはかり、1972 年には
    遂に三越を抜いて、小売業売上高「日本一」の座についた。
    ところが 1980 年代に入り、消費が成熟期を迎えると、ダイエーもまたその戦略の方向
    転換を迫られ、ダイエーは多角化経営...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。