生きていくうえで困ったときにはお互いに助け合い、協力しあうのが理想だと思う。ただ一人でなにもかもやることがいいことだとは思わない。そもそも人ひとりで出来ることは限られている。だから、学校や会社の中では独立するよりもむしろ協調性を持つことのほうが大切だ。また独立だといって他人に干渉しなくなることもよくない。自分にとってはどんなにくだらないことでも、他の人にとっては難しいことだってある。そういうときには、自分の持っている力を貸してあげるべきだと思う。また逆の場合は恥ずかしがらずに手伝ってもらえばよい。人に頼ることは情けないなどと思って、一人で問題を抱え込むようなことはするべきではない。
私が理解した独立の精神は、何も人に頼らないということとではない。それとは種類の違う精神だ。私の理解した独立の精神とは、いざとなったときに他人の思想に左右されずに自分の考えをもてるかということだ。福沢先生が伝えたかった独立の精神とは、一人になっても自分の信念を貫き通すだけの強さを持てということだと思う。どんなに多くの人に反対されても、自分が信じるのならば、周りに流される真実を貫き通せということだ。この考え方は一つ間違えると、他人のアドバイスを聞かない思い込みになってしまう恐れもある。しかし、私はこの考え方が好きだ。
慶応義塾入門
期末レポート
[独立の精神について]
2005年7月8日提出
独立の精神について
独立の精神
生きていくうえで困ったときにはお互いに助け合い、協力しあうのが理想だと思う。ただ一人でなにもかもやることがいいことだとは思わない。そもそも人ひとりで出来ることは限られている。だから、学校や会社の中では独立するよりもむしろ協調性を持つことのほうが大切だ。また独立だといって他人に干渉しなくなることもよくない。自分にとってはどんなにくだらないことでも、他の人にとっては難しいことだってある。そういうときには、自分の持っている力を貸してあげるべきだと思う。また逆の場合は恥ずかしがらずに手伝ってもらえばよい。人に頼ることは情けないなどと思って、一人で問題を抱え込むようなことはするべきではない。
私が理解した独立の精神は、何も人に頼らないということとではない。それとは種類の違う精神だ。私の理解した独立の精神とは、いざとなったときに他人の思想に左右されずに自分の考えをもてるかということだ。福沢先生が伝えたかった独立の精神とは、一人になっても自分の信念を貫き通すだけの強さを持てと...