エイズ治療薬としてのHIVプロテアーゼ阻害剤の開発について

閲覧数2,628
ダウンロード数51
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    血液のガンといわれるエイズ(後天性免疫不全症候群)の病原ウイルスがHIV(ヒト免疫不全ウイルス)で、これは遺伝子としてRNAをもち、宿主に侵入して逆転写酵素によりRNAからDNAへと通常とは逆向きに遺伝情報を転写するレトロウイルスであることが明らかにされてきた。それ以来研究が進み、HIVウイルスの遺伝子構造として外側にエンベロープと呼ばれる糖蛋白質(gp120とgp41)が存在すること、gag遺伝子部分はp17、P24などの構造蛋白質をコードしていること、pol遺伝子部分はプロテアーゼ、逆転写酵素、インテグラーゼをコードしていること、env遺伝子部分はエンベロープをコードしており、ウイルス株ごとにアミノ酸配列が著しく異なっていてHIVは非常に速く変異すること及びそのライフサイクルに関する基礎的知見が解明されてきた。そこでこれらの知見に基づいて、各種の作用点をもつ抗エイズ薬の研究開発が展開され、日本では現在以下に示すようなものがエイズ治療薬として承認されている。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    超分子設計特論レポート
    エイズ治療薬としてのHIVプロテアーゼ阻害剤の開発について
    エイズ及び現在使用されている抗HIV薬について
    血液のガンといわれるエイズ(後天性免疫不全症候群)の病原ウイルスがHIV(ヒト免疫不全ウイルス)で、これは遺伝子としてRNAをもち、宿主に侵入して逆転写酵素によりRNAからDNAへと通常とは逆向きに遺伝情報を転写するレトロウイルスであることが明らかにされてきた。それ以来研究が進み、HIVウイルスの遺伝子構造として外側にエンベロープと呼ばれる糖蛋白質(gp120とgp41)が存在すること、gag遺伝子部分はp17、P24などの構造蛋白質をコードしていること、pol遺伝子部分はプロテアーゼ、逆転写酵素、インテグラーゼをコードしていること、env遺伝子部分はエンベロープをコードしており、ウイルス株ごとにアミノ酸配列が著しく異なっていてHIVは非常に速く変異すること及びそのライフサイクルに関する基礎的知見が解明されてきた。そこでこれらの知見に基づいて、各種の作用点をもつ抗エイズ薬の研究開発が展開され、日本では現在以下に示すようなものがエイズ治療薬として承認されてい...

    コメント10件

    yoshinori 購入
    good
    2006/05/08 12:58 (17年11ヶ月前)

    kamada1221 購入
    gj
    2006/07/18 8:13 (17年8ヶ月前)

    tarouw 購入
    よかったです。
    2006/07/31 8:29 (17年8ヶ月前)

    carp5151 購入
    参考になりました。
    2006/08/07 5:02 (17年8ヶ月前)

    2010nanako 購入
    参考になりました
    2006/08/28 9:37 (17年7ヶ月前)

    koshikaban 購入
    good
    2006/09/07 5:02 (17年7ヶ月前)

    sei2324 購入
    good
    2006/09/15 16:01 (17年6ヶ月前)

    takashi 購入
    とても勉強になりました。
    2007/01/06 21:27 (17年3ヶ月前)

    pharmacist19 購入
    参考になりました。
    2007/02/01 14:26 (17年2ヶ月前)

    kazu19861020 購入
    ありがとうございました。
    2007/06/22 10:48 (16年9ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。