文献:クリストファー・アンダーセン「マドンナの真実」、
キャシー・シュウェッチンバーグ「マドンナ・コネクション」
書評・マドンナの人生と大衆への影響について
前者の文献は、作り話とも思えるような結婚式のエピソードから始まる。そしてどんどんマドンナの破天荒な人生に引きこまれていく。各章の扉には毎回マドンナの言葉が載せられており、扉の言葉を読むだけでもマドンナがいかに“はみだし者”であったかを知ることができる。母の死、父への異常な執着、再婚が優等生だった幼いマドンナを変えた一因の一つではないか、と思った。そしてマドンナは誰かに常に注目されていないと気がすまな...