Elvis Presley, america's fifties through the living legend

閲覧数1,662
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    大和田ゼミ
    政治学科3年 30557470
    高田 寛子
    Elvis Presley:
    America’s Fifties through the Living Legend
    ◇Introduction
    Elvis the Pelvis
    “For a dead man, Elvis Presley is awfully noisy. His body may have failed him in 1977, but today his spirit, his image, and his myths do more than live on: they flourish, they thrive, they multiply. Elvis is everywhere.”
    エルヴィス・プレスリーの死後、30年が経った。彼が一世を風靡した絶頂期に若者だった世代も、今では60代をむかえている。しかし、時間は経ってしまったものの、エルヴィスはいまなお誰もが知っている、アメリカを代表する大スターである。2002年のEminemのヒット曲 ”Without Me” では、”kids feeling rebellious: embarrassed, their parents still listen to Elvis”という歌詞の中で、エルヴィスが古くてダサいものの象徴のように扱われているが、これはある意味では、エルヴィスのことを誰もが知っていて、未だに彼を崇拝する人が数知れないからこそ作られた歌詞、といえる。
    昨夏、私がアメリカをおとずれた際も、本屋やドラッグストアの店先にはエルヴィス・プレスリーの特集雑誌や本が高々と積み上げてあった。歴史上の人物となってしまった現代でも、エルヴィスを心から愛してやまないファンはあとを絶たない。記憶に新しい例として、2006年に小泉純一郎元首相が訪米した際、エルヴィスの故郷メンフィスのグレースランドにて嬉々とした表情でブッシュ大統領、エルヴィスの遺族と共に写真に納まり、それが各国で話題になったことなどが挙げられる。
    エルヴィス・プレスリーは、歴史上最も成功したソロ・アーティストとしてギネス認定されている。昨年ニルヴァーナのカート・コバーンに抜かれるまでは、故人長者番付世界1位を長年キープしてきた。2位となってしまったものの、06年だけでも、4600万ドル(約55億円)の収入があった。また、世界中にエルヴィスの物真似のみで生計をたてているそっくりさんが大勢いることや、毎年恒例のそっくりさん世界コンテストが存在することでも有名である。他にも、都市伝説レベルではあるが、エルヴィスが未だ密かに生存しているという説は跡を絶えず、こういったことからも、世界中のファンが未だにエルヴィス・プレスリーを惜しんでやまないことがわかる。
    The Fifties
    ヒッピーやカウンターカルチャーが誕生し、ベトナム戦争が勃発、公民権運動や学生運動が激しく行われたアメリカの1960年代は、20世紀のなかでも際立っていた時代だった。さまざまな思想や運動が互いに影響しあい、奮発しあい、暴力的なまでに社会が揺れ動いた時こそ、1960年代である。
    そしてそんな60年代台頭の要因として、保守的な50年代からの反動が頻繁にあげられる。1950年代、第二次世界大戦は既に終結し、アメリカ国内は戦後の好景気にのっとり、経済は安定。郊外の開発が急ピッチですすめられ、大量生産がおこなわれ、消費的な生活が市民に根付いた。陽気かつ活気付いた豊かで平穏な時代の到来により、人々

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    大和田ゼミ
    政治学科3年 30557470
    高田 寛子
    Elvis Presley:
    America’s Fifties through the Living Legend
    ◇Introduction
    Elvis the Pelvis
    “For a dead man, Elvis Presley is awfully noisy. His body may have failed him in 1977, but today his spirit, his image, and his myths do more than live on: they flourish, they thrive, they multiply. Elvis is everywhere.”
    エルヴィス・プレスリーの死後、30年が経った。彼が一世を風靡した絶頂期に若者だった世代も、今では60代をむかえている。しかし、時間は経ってしまったものの、エルヴィスはいまなお誰もが知っている、アメリカを代表する大スターである。2002年のEminemのヒット曲 ”Without Me” では、”kids feeling...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。