私が住んでいるところは横浜市である。横浜市では、各区にある図書館は西区にある横浜市立中央図書館の分館となっている。よって中央図書館を調査対象とする。
横浜市は人口約350万人(平成16年7月)であり、政令都市の中では一番人口が多い都市である。それより多い所は東京23区になってしまうので、横浜市の次に多い、大阪市(人口約260万人、平成16年7月)の中央図書館と比較することにした。
・登録率
横浜市:5.7%(36.7%)
大阪市:4.8%(14.4%)
どちらの都市もかなり低い数字である。カッコ内は、中央館・分館全ての登録者数で求めた数字である。一度登録すればどの分館でも使うことができるし、自分自身登録したところ以外の分館もたまに使うので、一応算出してみた。それでもかなり低い数字であると思う。横浜市でいうならば、図書館が利用しにくい場所にあるのも原因の一つではないかと思う。横浜市は一つの区が大きいため、各区に一館あっても必ず近くにあるというわけではなくなってしまう。事実、私の家から一番近い図書館でも、電車で2駅も先に位置している。自転車で行っても15分ほどかかり、途中に坂道があるのであまり自転車ではいかないようにしている。また、中央館も最寄りの駅から徒歩で10分かかり、途中には坂道もある。バスが通っているわけでもないので、図書館までの道のりは随分遠く感じる。そのため、私自身あまり図書館に行く気がおきず、高校に入って必要に迫られるまで、登録しなかったという経緯がある。登録していない人の多くがこれと同じ理由ではないだろうか。
・貸出冊数(団体貸出冊数も含む)
横浜市:1,667,000冊
大阪市:3,223,000冊
横浜市と大阪市ではほぼ2倍の差がある。蔵書冊数は横浜市1,267,000冊、大阪市1,429,000冊と大きく離れてしまうわけでは無い。それなのにここまで差があるのは何故なのか、実際は良く分からない。
図書館サービスの比較
私が住んでいるところは横浜市である。横浜市では、各区にある図書館は西区にある横浜市立中央図書館の分館となっている。よって中央図書館を調査対象とする。
横浜市は人口約350万人(平成16年7月)であり、政令都市の中では一番人口が多い都市である。それより多い所は東京23区になってしまうので、横浜市の次に多い、大阪市(人口約260万人、平成16年7月)の中央図書館と比較することにした。
・登録率
横浜市:5.7%(36.7%)
大阪市:4.8%(14.4%)
どちらの都市もかなり低い数字である。カッコ内は、中央館・分館全ての登録者数で求めた数字である。一度登録すればどの分館でも使うことができるし、自分自身登録したところ以外の分館もたまに使うので、一応算出してみた。それでもかなり低い数字であると思う。横浜市でいうならば、図書館が利用しにくい場所にあるのも原因の一つではないかと思う。横浜市は一つの区が大きいため、各区に一館あっても必ず近くにあるというわけではなくなってしまう。事実、私の家から一番近い図書館でも、電車で2駅も先に位置している。自転車で行っても15分ほ...