東京福祉大学の感情・人格心理学のレポートと科目修了試験1~6まとめです。
科目コード:3680
参考にしていただければと思います。
精神分析における人格理論について述べよ。
クライエントや患者が困っていることや悩んでいることを専門家との会話や対話を通して解決または自己受容あるいは自己変容していくものを心理療法と言い、代表的なものとして、精神分析が挙げられる。精神分析における人格理論は、人の行動や感情を表面的な反応として捉えるのではなく、その背後にある心の歴史に注目する点に大きな特徴がある。本稿ではそんな精神分析における人格理論について述べていく。
まず精神分析とは、オーストリアの医師フロイトによって神経症を治療する方法と理論として創設され、その後の心理療法の伝統的な技法となったもので、人のふるまいが無意識に左右されるという考えを中心としている。精神分析では、人格理解の前提として心の発達過程が重視され、人格は生得的に完成されたものではなく、発達段階を経て徐々に形づくられると考えられている。
フロイトは意識と無意識の間に自我があり、自我が意識と無意識を調整していると考え、心の機能をイド、自我、超自我の3つに分類し、このバランスが崩れると精神疾患を引き起こすと主張した。イドは、幼児期から抑圧されてきたものが蓄積されてい...