課題内容:教科書の各論Ⅰ・Ⅱや調べ学習の中で、特に関心をもった領域を2つあげ、それぞれにおける心理臨床の特徴についてまとめなさい。
レポートの丸写しはせず、構成やテーマの参考にしてください。
第2課題 横書きパソコン印字可Web提出可[1600]
第1設題
教科書の各論Ⅰ・Ⅱや調べ学習の中で、特に関心をもった領域を2つあげ、それぞれにおける心理臨床の特徴についてまとめなさい。
1つめの領域として摂食障害を挙げ、心理臨床の特徴について述べる。摂食障害は食行動異常とそれに伴う認知や情動の障害を特徴とする精神疾患で、「神経性食欲不振症/神経性やせ症」と「神経性大食症/神経性過食症」に分類される。DSM-ⅣからDSM-5への移行に伴い、「むちゃ食い障害/過食性障害」も独立した疾患として扱われるようになった。摂食障害の患者は女性が多いことから、特に女性をめぐる社会的背景が関連する疾患であると考えられている。治療法は薬物療法、入院治療、家族支援、カウンセリングなど複数のアプローチを併用することが多い。
摂食障害の心理支援の特徴は、第1に、食行動の異常という結果ではなく、問題の原因に対処していく点である。マスメディアは摂食障害の文化・社会的要因と関わりがある。昨今は子どものインターネット利用が低年齢化・長時間化しており、影響が増大している。そんな中で細く痩せた体が美しいとする価値観を...